- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

皆さん、お疲れさまです。

夏の風物詩として
「チリ～ン」と涼しげな音を鳴らす
風鈴。

驚くことに、
風鈴の音を聞くと、
体温が下がるそうです。

これは、
気のせいではなく、
実際の実験データに基づく裏付け
があるんですね。

20代～60代の男女を対象に
室温27℃に設定した部屋に入ってもらい
体感温度を尋ねたところ…
回答は、24～26度が大半となりました。

その後、
風鈴の音を鳴らし、
その10分後、室温を尋ねたところ…
大半の回答は、21～23度となりました。

もちろん、
室温は、27℃のままです。

さらに、
風鈴の音を聴き始めた直後から
体温が下がっていく様子を
サーモグラフィが観測しています。

本当に不思議な現象ですが、
これは、
「脳による思い込み」から…
風鈴が鳴ると、
風が吹いて涼しいと錯覚するため
末梢神経から
「涼しい」という指示が届き、
体温が下がるという仕組みなんですね。

おまけに、
風鈴の音は、
風のリズムによって
脳から「アルファ波」が出るために
リラックス効果もあります。

ただし、
涼しいと感じるのは、
風鈴に親しんできた人に限られるため、
現代の若者で、風鈴を知らない人には
その効果もないようです。
いや～ちょっと切ないところですね。
はい～…。

では、
ひとまず！
今日が、皆さんにとって
素敵な１日になりますように…。　　 　YASUHIRO★