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- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

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Posted on 2025/08/20/
皆さん、お疲れさまです。

今日は、よく飲んでいる「お茶」
についての話。

「緑茶」「紅茶」「ウーロン茶」
見た目も味わいも全く違う
別のお茶ですが…
実のところ、
これらの「お茶」はすべて
同じ植物「チャノキ」から作られて
いるんですね。

「チャノキ」は、
ツバキ科カメリア属の植物で
学名は「カメリア・シネンシス」
ツバキの仲間なので
ツバキの葉っぱと、よく似ています。

では、
どうして風味や味わい、色合いまで
違うのか?

それは、
摘み取った「チャノキ」の葉っぱの
酸化発酵度合いの差。

まずは緑茶(不発酵茶)
緑茶は、ほとんど発酵させないお茶で
茶葉を摘んだあと、すぐに蒸し上げ…
乾燥させることで発酵を抑制しています。

そのため、
茶葉本来の緑色や香り、渋みを持ち
カテキンやビタミンCなどの栄養素を
豊富に含んでいます。

続いて
紅茶(発酵茶)
紅茶は、茶葉を摘んだあと
水分を飛ばし、揉んで発酵させます。
発酵が進むにつれて
茶葉は赤褐色になり、特有の芳醇な香りが
生まれます。

それから
ウーロン茶(半発酵茶)
茶葉が完全に発酵する前に、発酵を止めたお茶。
つまり、
緑茶と紅茶の中間にあたり
発酵度によって
味わいや香りが大きく異なります。

そもそも
発酵とは、ヨーグルトのように
乳酸菌や酵母などの微生物による酸化を
イメージしますが…
お茶の葉には、
ポリフェノール酸化酵素に含まれる
「タンニン」によって
空気中の酸素に触れることで
酸化していきます。

例えば、
リンゴを切って、
空気中に触れると…
ポリフェノール酸化酵素の働きによって
みるみる茶色になります。

言い換えれば、
茶葉に何も手を加えなければ…
どんどん発酵が進み、
見た目の色合い、風味や味わいも
どんどん変化するわけです。

ただし、
酵素の働きは、
火を入れたり、蒸したりと…
加熱することで進行が止まります。

つまり、
茶葉を摘みとったあと
加熱をコントロールすることで
緑茶から紅茶へ…。
そして
発酵途中の烏龍茶になるんですね。
いや~ホント不思議です。
はい~…。

では、
ひとまず!
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO