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- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

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Posted on 2025/10/13/
皆さん、お疲れさまです。

「スポーツの日」祝日ですが…
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

お休みの方は、
家でゆっくり、はたまた
ちょっとお出かけするのも良いですね。

さて、
今日は、皆さんも
おそらく使われたことがある…
「消せるボールペン」の話。

確かに、
シャープペンシルよりも、消すことが楽で
消しカスも出ません。

俺も、便利でよく使っている
必須アイテムのひとつです。

ただ、
何年か前の冬、原稿をひたすら
書いていると…
たまたまストーブが近くにあったせいで
びっしり書いたはずの
数ページの端っこ半分が
消えてしまったんですね。

そうなんです。
消すのは便利ですが…
通常、消すためには、
ペン先の逆についている
消去ラバーを、こすることで
書いた文字が消えます。

つまり、
仕組みは、65度以上の摩擦熱によって
インクが透明になっているわけです。

言い換えれば、
インクは実際に消えているわけではなく
温度によって、
透明になっているだけの状態。

そこで、びっくり!
逆に、
温度がマイナスになると、
透明になったインクは、
元通りになりはじめ、
マイナス20度で、
完全に復活するんですね。

ようは、
冷凍庫に消えた文字を書いた紙を
一晩入れておくと、
消えた文字が元通りになる…
というわけです。

もっと簡単な方法として、
ノートの1ページを元通りに戻したい場合、
コールドスプレーを使えばバッチリ。

そもそも、
消せるボールペンの由来は、
温度で色が変わるボールペンから進化しました。

それから30年近く、研究と開発を重ね…
インクが温度によって透明になる技術が
見事!生まれたわけです。

ちなみに、
今では、消せるインクをトナーに使った
印刷機まで開発されています。

印刷されたものを消す場合、
消せるボールペンと同じく…
高温になる消色装置によって、
紙は、無地の状態に戻ります。

なお、
この工程は、5回は繰り返し可能だそうです。

まさに、
色を消すことで、
紙を再利用…
エコ&コストダウンにつながる!
というわけです。

いや~ホント!
技術の進歩は、凄いですよね。
はい~…。

では、
ひとまず!
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO