-STYLE- OFFICIAL FAN CLUB MOTHER / Y2-DIARY
y2-diary

HOME | Y2-info | Y2-DIARY | Q-NEWS | DISCOGRAPHY・MUSIC | LIVE | ROUTE66 | PROFILE | FAN | SHOP | MAIL | SITE MAP | HELP |


STYLE TOP  >  Y2-DIARY TOP  >  前ページに戻る

- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

image
Posted on 2025/11/05/
皆さん、お疲れさまです。

今日は、
お寿司屋さんでも定番!
必ず注文する人も多い…
人気者の「マグロ」についての話
と行きましょう。

実は驚くことに、
その昔「マグロ」の「トロ」は
捨てられていたんです。

そもそも、
マグロの歴史は古く、
なんと縄文時代から食べられていました。
その証拠として
縄文時代の貝塚からマグロの骨が
発見されています。

ただし、
昔は、今のような人気はなく
江戸前寿司が誕生した頃から…
徐々に食べられるようになったそうです。

…なので、
江戸時代には「下魚」と呼ばれ、
価値の低い魚だったわけです。

その理由は、
当時、マグロの劣化が早く
すぐに鮮度が落ちてしまうため、
水揚げされたマグロが、
江戸の魚海岸に運ばれる間に
傷んでしまうからなんですね。

そんなことから…
マグロが日常的に食べられるようになったのは、
江戸時代の後期となります。

この頃、
しょうゆの醸造が本格化され、
マグロの切り身をしょうゆに漬けた…
「ヅケ」が生まれました。

「ヅケ」は、傷みを防ぐ役割を果たし、
江戸前寿司のネタとして
「握り」で食べらるようになったことで
一気に人気が高まったわけです。

マグロといえば、
「赤身・中トロ・大トロ」といった
さまざまな部位がありますが…
口の中でとろける食感がたまらない
「トロ」は、
今や、人気の部位であり、
高級食材となりますが…
人気が出たのは、戦後以降のこと。

脂の多い「トロ」は、
「ヅケ」にすることもできず、
劣化が早いため、加熱して食べる以外は、
そのまま捨てられていました。

また、
当時の日本人は、
脂分の多いものを食べる文化がなかったため、
口に合わない人も多かったとも言えます。

ただし、
1960年以降、
冷凍技術が開発されたことで
「トロ」が生食用として市民権を獲得し、
多くの人に食べられるようになったんですね。

正直…
「トロ」が捨てられていたなんて
今では、考えられませんが…
食文化の変遷や、
冷凍技術の発展によって
「トロ」こそが、
寿司ネタ、人気ナンバーワンの座に
のぼりつめたわけです。
はい~…。

ところで
皆さんは、
「トロ」お好きでしょうか。

あと、もうひとつ。
「X」の方も、随時更新中です。
良かったらチェックしてみて下さいね。

では、
ひとまず!
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO