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- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

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Posted on 2025/11/17/
皆さん、お疲れさまです。

料理の中でも、人気の高い「中華料理」

今日は、その中華料理の定番のひとつ。
「天津飯」についての話。

ご飯の上にのせた「かに玉」と「あん」
相性が抜群の天津飯。
日本では、
老若男女に愛される定番料理ですが…

実のところ、
本場中国には、存在しない料理なんです。

そもそも
日本の中華料理店では、
「天津飯」や「中華丼」など…
丼物は人気の高い料理ですが、
中国では、
ご飯とおかずは、
別々で食べることが一般的。

つまり、
ご飯の上におかずをのせて食べるのは
日本人らしい発想であり、
江戸時代中期以降、
汁気のものをかけて「ぶっかけ飯」
にしたり、
「天丼」や「鰻丼」のように
タレを染み込ませたりと…
丼物を楽しんできました。

ちなみに、
中国で、ご飯にのせて食べる丼物といえば
「蓋飯(ガイファン)」が有名。
また、
汁気のある炒め物をかける…
「燴飯(ホイファン)」もありますが、
中国の家庭料理にあたるもので
お店で食べる中華料理にはありません。

では、
「天津飯」は、どうやって誕生したのか?

そのルーツには、2つの説があります。

ひとつは、
ラーメンを初めて日本に持ち込んだことで
知られる中華料理店「来々軒」から誕生した
とされる説。

当時、
お客さんから「早く食べられるものを」
…という要望から
「かに玉」をご飯の上にのせ、
「酢豚のあん」から考案した…
甘酸っぱい「醤油あん」をかけて
提供したものだそうです。

そして、もうひとつは
大阪の「大正軒」から誕生したと
される説。

戦後の食糧難の中、
中国天津市の人々の間で食べられていた…
「蓋飯」をヒントにしたもので、
東京の「来々軒」と同じく
「かに玉」をご飯にのせて「あん」を
かけるスタイル。

ただし、
関東では「甘酢あんかけ」
関西では「醤油あんかけ」として
味が異なります。

このように
「天津飯」は、中華料理をもとに
日本人独自の発想によってアレンジされた
「日本発祥の料理」なんですね。
はい~…。

それから、もうひとつ。
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では、
ひとまず!
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO