- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

皆さん、お疲れさまです。

今日は、
皆さんもお馴染み…
「缶飲料」の話と行きましょう。

保存がきいて、とっても便利な缶飲料ですが…
以前は「プルトップ式」のフタでした。
いや～懐かしいですね。

ただ、開けたあと、
プルタブが取れるため、ゴミになることから…
1990年代以降、
「ステイオンタブ」が登場。

確かに、
缶の容器も、どんどん進化しています。

そもそも
金属缶の中に、
飲料水や食物を入れて密封し、
加熱殺菌する…
缶詰保存原理の歴史は古く、
約200年前に遡ります。

時は、1804年。
皇帝ナポレオン率いる…
フランス軍のヨーロッパ戦線において
陸軍糧食の長期保存方法を
懸賞金付きで募集。

そこで考案されたのが、
「ニコラ・アペール」による
ガラス瓶の保存方法。

当時は、
ガラス瓶にコルクのフタが使われていました。
その後、
ギザギザがついた「王冠」となり、
フタがネジ式になった「スクリューキャップ」
が登場します。
今では、ペットボトルに使われる
「プラスチックキャップ」へと進化。

1810年には、
ガラス瓶に代わり、
イギリスで、ブリキ缶保存が発明され、
1821年には、アメリカへと普及。
広大な国土と、
豊かな果物、野菜の資源に恵まれる…
アメリカの缶詰産業として大きく発展します。

では、
ここで話を戻すとしましょう。

長い歴史を持つ缶飲料について
ここで本題です。

実は、
進化を遂げた「ステイオンタブ」
真上から、よ～く見ると…
一見、左右同じ形のようですが、
なんと！「左右非対称」なんです。

えっ！
左右対称じゃない？
と思った方も、
いらっしゃるんじゃないでしょうか。

その理由は、
缶を開けようとした際、
飲み口が左右対称だと、開缶時の力が
フタ全体に分散してまい…
とても開きにくくなってしまいます。

そのため、
左右非対称にすることで
一点に力が集中するため、
少ない力でも開けらるわけです。
ホント、よく考えられていますね。

皆さん、
缶ビールや、缶ジュースを開けるとき、
一度、真上から「ステイオンタブ」の形を
じっくり見て下さいね。
はい～…。

それから、もうひとつ。
「X」の方も、随時更新中です。
是非、チェックして下さいね。

では、
ひとまず！
今日が、皆さんにとって
素敵な１日になりますように…。　　 　YASUHIRO★